1月 07

お正月に読んだ本です。
湊かなえさんの母性です。今回、湊かなえさんの本を初めて読みました。
設定は、一昔前の家族のように感じたのですが、母と娘、家族なら、お互い
に分かり合えて当たり前という呪縛が、こんな残酷な結果を引き起こすという
家族の絆の脆さを露呈した作品です。
他人と上手く付き合うより、実は家族と上手くやっていく方が難しい、何故なら、
相手のことを思いやるが故、すれ違ってしまう。
自分と娘の関係についても、改めて考えさせられた作品です。
スタッフより
This entry was posted on 木曜日, 1月 7th, 2016 at 9:28 PM and is filed under DIARY.
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