Posted on 月曜日 21 3月 2011
16歳と80歳が10日ぶりに救出されました。人間の生命力の強さに感服させられました。
まだ瓦礫の中で救助を待ち続けている方に、一刻も早く救助の手が差し伸べられますように。
スタッフより
16歳と80歳が10日ぶりに救出されました。人間の生命力の強さに感服させられました。
まだ瓦礫の中で救助を待ち続けている方に、一刻も早く救助の手が差し伸べられますように。
スタッフより
震災報道はNHKを中心に見ます。
そうすると日々、目にしている原発の映像が見慣れてきた・・というか、逆に危機感が無くなってきたようにさえ感じてくるのです。
実際、爆発した、放水した、その方が絵的にどうという・・・不謹慎ながらも本能に訴えかける効果が強いので同じような絵に見慣れてしまうのは当然と言えばそうでしょう。
でも見慣れてきて危機感さえ薄らぐのは他にも理由があると先日思いました。
最近、患者さんから医院のレントゲン撮影時のⅩ線量について質問を受けました。
日々の報道でデリケートになっているという訳ではなく、むしろ報道の中でやたらと対比される医療行為の中の放射線量が気になって・・・そんな御様子でした。
勿論、レントゲン撮影時のX線量はかなり微量なのですが問題は「医療行為の中で使用される放射線と原発事故によるそれとを比較するのは論外」ということなんです。
東京ニューヨーク間が何ミリシーベルトとかも同じ類です。
被曝量は晒される時間が掛け算になって計算されるわけですからそのことを考えるとパニックを起こさないようにすることは大事ですがその手の比較論で安心するのは間違いだろうと思います。
汚染食品も「汚染」と言われるからにはやはり規定値を超えているからなので、口にするべきではありません。この場合「内部被曝」という分類で、当然他の医療行為と比較など出来るはずもないということです。
凡庸に見えてきてしまう原発の報道映像と被曝量についての見解の例えの際どさが相まって・・・諸外国との温度差も結構あります。
先の質問が出てしまうのはテレビで皆がそう言っているから出て当然です。
Ⅹ線を取り扱っている医療機関が同じようではイカンな!とそんな風に思った次第です。
歯科のⅩ線被曝量、できるだけ正確にお伝えしたいなと考えています。
けっこう有名な絵本です。
「怖くてショッキング」なんていう評価も目にしたこともあって、奇をてらったような作品なら子供にはちょっと・・・。
そんな風に思っていたところ図書館で発見したので借りてきました。
いい絵本でした。絵が素敵で。怪しいような懐かしいような。
それにしても絵本というのはクオリティが高いものが多いです。
天気予報によると、被災地の冬型気圧配置も緩むとのこと。
春が待ち遠しいですね。
京都でも一部の自治体が救援物資の募集を始めたようです。
募集するのは毛布、おむつ、肌着、トイレットペーパー、カイロなどです。条件はすべて
新品であること。毛布に関しては、使用したものでもクリーニング済みなら、大丈夫だと
いうことです。新たにそれらの物品を買おうと思っている方は現金の寄付でお願いします
とのこと。
一日でも早く被災者の元へ届きますように。
スタッフより
スタッフより
被災された方に自分は何が出来るかということを考えています。
まず救援物資を運ぶのが最優先なので、個人からの生活物資などの寄付は
自治体の受け入れ態勢が出来てからということです。今の時点で送ることは
混乱の元になるということ。また必要になれば、ホームページなどで周知されます。
その際、衣服ならサイズごとに分ける、生活物資ならその商品ごとに分けて送ったら、
被災地の方の負担にはならないとのこと。
今、自分達に出来ることは無駄買いや生活物資をため込んだりするのを控える
こと。近くのドラッグストアやスーパーでも品薄になっている商品が多数ありました。
購入された方は今、本当にその商品が必要なのでしょうか?少しでも被災地へ必要
なものが届くようにすることが私たちにできることではないでしょうか?
水も断水になってないのであれば、蛇口をひねったら、でてきます。
どうぞ被災地の皆さんの元に必要な生活物資が届きますように。
スタッフより
「一時(いっとき)まどろんで、夢であってくれと思った。」
今日の朝日新聞の天声人語から。
誰もが似たような心境ではないでしょうか?
次第に明らかになってゆく惨状。目をそむけたくなるような。
まずは募金しか頭に浮かびません。
そして被災に遭われた方々にお祈りを。
あとは思いつくことを愚直に行動に移すだけ。
「長い災害の歴史が、日本という国の地力を試している」
この結びの一文を合言葉に。
三陸沖でマグニチュード8.4の地震が起こりました。各地の被害や津波の映像に自然災害の恐ろしさを改めて思い知らされます。
先日はニュージーランドでも起こりましたが、次は日本。皆さんの無事を心よりお祈りします。
スタッフより
3月だというのに寒いですね。
3月10日は砂糖の日だそうです。砂糖の栄養価を見直す日だということなのですが、食後の歯磨き
は忘れてないですか?
ところで、みなさんは1日何回、歯磨きをされていますか?朝、晩2回ということはありませんか?
毎食後、歯磨きをするようにしてくださいね。間食をしたときもお忘れなく。
スタッフより
こんばんわ。今日は診察終わって外に出て驚きました。
こんなに寒いとは・・・・。風も強かったようで患者さんも髪が乱れて大変だったとおっしゃってました。
さて、友人の子供さんで就学前から虫歯管理をしていた子が居るんですが、下の写真にある薬を虫歯に塗っていました。
「サホライド」という商品名の便利なお薬です。
使い方は
①虫歯の歯を綺麗にして(ブラシしたりオキシドールで拭ったり)塗布。
②光照射して水洗する
③1週間後を目安に再度来院してもらって同じ処置をする
患部(虫歯の部分)に黒く色が付いたらOK。あとはしっかりブラッシング。
④数か月単位で黒く変色した部分をチェック。色素が薄くなっていれば再度、塗布。
こうしてその子はかれこれ3年くらい診ていました。そしてついに麻酔して金属の詰め物を作ることになったのですが。
この「サホライド」という薬品はフッ素と銀が含まれておりそのうちの銀のタンパク凝固作用によって虫歯の本体部分である軟化した象牙質を固めてくれます。
虫歯部分は固めることによってその後のブラッシングが成功すればかなり効果的に虫歯の進行を遅らせることができます。
でも塗布したところは真っ黒です。銀の酸化作用の結果ですから仕方ありません。
これをしたからといって絶対的な虫歯抑制効果があるわけではありません。この薬はフッ素が含まれるせいで誤解されやすいのですが虫歯予防薬ではなく治療薬に相当します。
変色を考えると乳歯であっても前歯に塗るのは拒まれますが幼児期は削って詰めるよりも利点が多いと思います。
お子さんの虫歯で削るのが怖いという方、一度御相談下さい。
こんばんわ。三寒四温と申しますが、いつも厚着をしてる気がします。
まだまだ風邪も収束をみせることなく同時に花粉が舞って外出に気を使うことが多いですね。
さて上の図は昨日の朝日新聞の朝刊の記事から。
子供の歯の本数が減ってきたという話です。乳歯じゃありません永久歯です。
困りました、困りました・・・・・ってそんなに困りますか?
歯並びが悪くなって歯周病の原因になる場合も!←完全に煽ってます。
おおよそ1割の小児患者で永久歯の先天欠損を認めたという事実は事実として。
永久歯の先天欠損をもつ子供が歯周病になる確率が高いということは言っていないんですが言っているように聞こえます。
ただでさえ小さい顎に大きな歯。先天欠損のお陰で綺麗な歯並びに!という楽観論の方が反論が大きいのは分かりますが。
歯並びが悪いと歯周病になりやすいというのも良くも悪くも大衆受けがいいだけの無責任な発言です。
こうした記事に惑わされずにしっかり検診受けて自分の健康を維持しましょう!