Posted on 日曜日 17 4月 2011
こんばんわ。ようやく院長ブログとスタッフブログが別個になりました。
二つのブログ内容は趣を変えて再出発しようと思います。よろしくお願いします。
さて、今回取り上げるのは「虫歯について」です。
以下、ウィキペディアより抜粋
飲食とう蝕 [編集]
飲食の直後は、口腔内の細菌が糖分から酸を作り出して歯垢のpHが低下する。平常時は平均的にpH6.8だが、飲食によりpH4~6に急低下し、その後ゆっくり1時間くらいの間に回復する[27]。これにより歯の脱灰が進む臨界pHを超えると歯のエナメル質が脱灰され溶けはじめる。臨界pHは、一般にpH5.5以下であるといわれているが、歯の石灰化度によっても変化する。たとえば、歯の石灰化度が永久歯よりも低い乳歯では、これより高いpHでも脱灰が進む。ステファンカーブというグラフで知られているが、砂糖水でうがいをした2~3分後に、最もpH値が下がり酸性に傾く。これが唾液などの働きにより、アルカリ性のほうへpHが上昇していき、一定のpH以上となったときに逆に再石灰化するようになる。一般的には再石灰化まで数十分かかる。
飲食後、口の中は酸性に!→この酸性という環境が虫歯の要因になりますよ!
簡単に言えばそんなところ。その中で砂糖の摂取量云々の問題もありますが今の日本の社会で砂糖の摂取制限を毎日続けるのは不可能でしょう。
それよりもphの回復に一時間くらいかかるところがポイントです。
回復時間は唾液の分泌量や緩衝能などにもよるでしょうが、兎に角時間がかかる。そうした中で「間食」がどんなにか虫歯のリスクが高いことか!
ブラッシングと砂糖の摂取を気をつけていても、酸性環境という荒波の中では虫歯のリスクは減らせません。
「酸化してしまう」これが虫歯のキーワードです。
これって虫歯に限らずですね。