Posted on 金曜日 17 12月 2010
こんばんは。今日は一段と冷え込みますね。
早速ですが昨日の続きをお話します。
チェック項目2についてです。
自分の子供の歯並びって永久歯が萌えてきてはじめて「あ!歯並びがおかしいかも!?」ってなりますよね。
歯科検診で引っかかってくるのも永久歯が何本か萌えてきてからで小学校2,3年生で初めて歯医者さん来ましたって子も珍しくありません。
でも乳歯の咬み合わせの段階で治療を受けられることがあります。というか就学前からやっておいた方がいい矯正治療というのがあります。
それは「受け口」改善の治療です。
日本で最も有名な受け口の著名人でしょう。
咬み合わせが骨格的な問題から来る場合、遺伝的な要因が強く「受け口」なんかもその特徴的な例と言えるでしょうね。
乳歯列の時期では上下の前歯が切端(前歯の先端の部分)同士で咬み合わさっていて大人になってちょうど良くなると言われます。
では下の歯の方が上の歯よりも前に出た受け口がこの時期に見られたら・・・・・・どうしよう!ってことになります。
まずは歯科受診をされて診断を待つのはもちろんですが早めに治しておくと後が楽チンです。
小児期の受け口を治す簡単な装置を入れてもらうことで大人ではありえない順応性で受け口が是正されます。
すべての症例に有効というわけではありませんが、子供の環境適応能力の高さに驚かされる変化を目の当たりにします。
学校の検診用紙の歯並び云々のチェックボックスに印のついている子供さんは諦めずに診断されることをオススメします。