Posted on 木曜日 16 12月 2010
こんばんは!今日はお子さんの歯並びについて気にされてる方へのお話。
いきなりですが以下の項目をチェックしてみてください。(3歳、4歳が対象です)
1.歯と歯の間に1~2mm程度の隙間があるでしょうか?
2.下の前歯が上の前歯より出た咬み合わせになっていませんか?
3.上下の歯は合計で20本ありますか?
すべての項目をクリアしているという方はひとまず安心ですね。
でも項目1をクリアしているお子さんは少ないと思います。
乳歯に比べて永久歯のほうが大きいのは当然ですが顎の成長だけではその差を補償できません。
隙間が必要なのはそのためです。ただでえ少ない永久歯の萌出(ほうしゅつ)スペースですが虫歯で早期に乳歯を失うとなおさら・・・・。
これはダイアグノデントという器械です。レーザー光を利用して虫歯の深さや虫歯菌の活性の測定に役立ちます。
「これは虫歯かな?」ってところにレーザーを当てて「ヴーーーン!」
って音がなったら「虫歯発見!」という優れもの。勿論、頼りすぎは禁物ですがいい指標になります。
少し脱線しましたが小児期の虫歯の早期治療は結果的に歯並びへの好影響へ繋がるというお話でした。
明日、チェック項目2についてお話します。
あ!ダイアグノデントは成人の方の虫歯検査でも有効ですよ。当院では診断精度をあげるためにも頻繁に活用しております。